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男女50歳~79歳のシニア層60%が「健康状態に不安」あり、テレビや新聞を健康維持に見る

2008年04月03日 03時01分更新

文●通販旬報社

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 「リサーチTV」を展開するネットエイジア(三清慎一郎)では、「シニアの健康意識調査」を全編Flash型ネットリサーチで実施した。男女50歳~79歳のシニア層に対して調査を実施し、500名(男性:250名、女性:250名)の回答を得ている。

 調査結果によると、自分自身の健康について、「不安がある」との回答は15.0%、「どちらかといえば不安」44.0%と合わせ、全体で59.0%が「健康状態に不安」と回答した。

 一方、実年齢と健康状態では、「年齢より10歳以上若い」が4.0%、「年齢より5歳~9歳若い」8.2%、「年齢より若い」が22.2%で、全体の34.4%の回答者が実年齢より若いと認識しているという結果が出た。なお、実年齢より老けているとのの回答は16.6%となった。

 体や見た目でとくに改善・維持したいこととしては(複数回答)、「体力を付けたい」が最多で42.4%。次いで「若々しくありたい」40.2%、「ダイエットしたい」が32.0%。男女別では、男性では「体力を付けたい」がトップで47.2%、「若々しくありたい」32.4%、「ダイエットをしたい」31.6%だった。女性では「若々しくありたい」48.0%が最も多く、次いで「肌のツヤやハリを保ちたい」39.2%、「体力を付けたい」37.6%となった。

 病気予防や健康維持、美容のために普段の生活で心がけていること(複数回答)では、「バランスの良い食事」が56.6%、「十分な睡眠」43.0%、「規則正しい食事」が42.6%となり、食事と睡眠に気を使っていることがわかった。

 同様に病気予防や健康維持、美容のために参考にしている媒体については、「かなり参考にする」「まあまあ参考にする」を合わせた割合が多かったのは、「テレビの健康情報番組・コーナー」56.6%、「新聞記事」54.8%、「家族・友人などの口コミ」49.4%、「健康情報誌」37.8%、「健康情報サイト」36.8%で、メディアの活用が多いことが伺える。

 行っているスポーツの種類は(複数回答)、「ウォーキング」が39.0%でトップ。次いで「軽い体操」21.4%、「ゴルフ」が11.0%だった。男性は、「ウォーキング」42.4%でトップ、2位「軽い体操」20.4%、3位「ゴルフ」17.4%で、「スポーツをしていない」は25.6%だった。女性では、「ウォーキング」がトップで35.6%、次いで「軽い体操」23.2%、「自転車、サイクリング」7.2%で、「スポーツをしていない」との回答が39.6%に上り、男性に比べあまりスポーツをしていない実態が明らかとなっている。

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