料金はそのまま、ディスク容量は3倍に――。GMOグループのpaperboy&co.は、4月1日、個人向けの共有ホスティングサービス「チカッパ!レンタルサーバー」を改定する。利用料金は月額525円のまま据え置き、ディスク容量を従来の1GBから3GBに増量するという、太っ腹な内容だ。
paperboy&co.は、初心者向けに超低価格の「ロリポップ!」(月額263円/200MB)、クリエイター向けにはFlash Media Server付きの「heteml」(月額1500円/5GB)と、特色のある共有ホスティングサービスをラインナップしている。「チカッパ!レンタルサーバー」は、その両者の中間に位置する“中級者向け”サービスで、マルチドメイン対応/共有SSL標準装備などが特徴。独自のアクセス解析ツールや使い勝手のいいコントロールパネルなど、GUI管理機能も充実している。
新サービスの適用開始は4月1日から。既存ユーザーに対しても、同日から適用される。なお、チカッパ!レンタルサーバーを利用するには、月額料金のほかに初期設定費用(2100円)が必要だ。
同クラスの共有ホスティングサービスでは、昨年11月にさくらインターネットの「さくらのレンタルサーバ」がディスク容量の増量を発表して話題になった(関連記事)。Webコンテンツのリッチ化が加速する中、相次ぐ低価格ホスティングサービスの大容量化は、小規模サイトの運営者にうれしい流れとなりそうだ。