今年1月に米リーバイ・ストラウス(Levi Strauss)社が発表し、インターネットで話題になったiPod対応ジーンズ“LEVI'S REDWIRE”。当時はモデル数や発売日、価格などの詳細が明らかになっていなかったが、半年経過した8月にようやく9月発売との詳細が明らかになった。まだ店頭には登場していない実際の製品を交えて、その全貌を明らかにしていこう。
今回のラインアップは、全世界でリリースされる『LEVI'S REDWIRE DLX』(DLX)と、日本オリジナルの『LEVIS'S REDWIRE BASIC』(BASIC)の2モデル。ともにメンズのみで、価格はDLXが3万6750円、BASICはカラーによって価格が違い1万6800円か1万7850円。
両モデルとも右足のももあたりにあるサブポケットにiPodを収納し、付属のイヤホンを使ってiPodの音楽を聴けるようになっている。さらにDLXはiPodを操作するためのジョイスティックが付いており、日本において300本しか販売されない限定モデルだ。
LEVI'S REDWIRE DLX
『LEVI'S REDWIRE DLX』 |
DLXはカラーバリエーションは1色のみで、外観はゆったりとした印象だ。サイズは30/32/34の3種類を用意。最も興味を引くのはiPodとの接続方法だろう。
まずiPodはジーンズ付属のアタッチメントを使い、サブポケット内にあるDock端子と接続する。この端子のケーブルはジーンズ本体を通じて、その上にあるiPod用ジョイスティックとステレオミニ端子につながっている。
さらにジーンズ付属のイヤホンを接続して、ベルトループ部にある穴にイヤホンの巻き取り部を装着すれば準備完了。あとはiPodの再生を始めれば、早送り/巻き戻し、ボリュームをジョイスティックで操作しながら音楽を楽しめるというわけだ。
すべて装着した状態。わかりやすいようにケーブルはわざと出している | 背面写真。ゆったりとしたシルエットが特徴的だ | |
サブポケットからiPodをサッと取り出せる。ジョイスティックはゴムのような感触 | イヤホンをつなぐステレオミニ端子はジョイスティックの上あたりにある |
iPodの接続部は、アタッチメントと端子ユニットから構成される。写真左が元の状態、写真右が使用時 |
iPodのアタッチメントは、“mini用”、“nano用”、“30GB用”、“60GB用”、“20GB/30GB兼用”、“40GB/60GB兼用”――の6種類が付属する | 付属のイヤホンはケーブル巻き取り式 |
LEVIS'S REDWIRE BASIC
『LEVIS'S REDWIRE BASIC』 |
BASICには、スリムシルエットの“Men's Low Crotch Slim”と、ルーズシルエットの“Men's Low Crotch Loose”の2デザインがある。リーバイ・ストラウスジャパン(株)によれば、スリムシルエットは“ロックファッションを感じさせる”、ルーズシルエットは“ヒップホップ・ファッションを彷彿とさせる”とのこと。
2デザインとも3つのカラーバリエーションがある。具体的には、リジッドリンス処理された青色の“Ridgid rince blue”、同じくリジッドリンス処理された黒色の“Rigid rince black”、ユーズド感を出した“Mid shade blue”の3種類となる。
今回撮影のために用意したのは“Men's Low Crotch Loose”の“Rigid rince black”カラーだ。サイズは、Men's Low Crotch Slimが28/30/32/34、Men's Low Crotch Looseが30/32/34/36。BASICにもDLXと同じイヤホンが付属し、巻き取り部をコインポケットにある穴に引っ掛けられる。
デザイン | カラーバリエーション | 価格 |
---|---|---|
Men's Low Crotch Slim | Ridgid rince blue | 1万6800円 |
Ridgid rince blue | ||
Mid shade blue | 1万7850円 | |
Men's Low Crotch Loose | Rigid rince blue | 1万6800円 |
Rigid rince blue | ||
Mid shade blue | 1万7850円 |
背面写真。“Men's Low Crotch Loose”はその名の通りルーズなシルエット | iPodを入れるサブポケット。その上のコインポケットにイヤホンの巻き取り部を付ける |