アップルコンピュータ(株)は24日、液晶モニターが15インチの『PowerBook G4/1.5GHz』『同1.67GHz』を対象とした無償修理プログラムを実施すると発表した。
対象機種の筐体素材はアルミとなる |
不具合はメモリスロットに起因するもの。アップルのウェブページによると、典型的な症状は、短いピープ音が鳴ったあとスリープLEDランプが規則的に点滅してMacが起動しない、2つあるメモリースロットのうち片方しか認識されずパフォーマンスが落ちてしまう――というもの。
修理の対象となるPowerBook G4は、2005年1月から4月の間に製造されたもので、かつ不具合が確認されている機種のみ。アップルメニューから開ける“このMacについて”画面か、本体のバッテリーベイ側面で確認できるシリアル番号が、“W8503xxxxxx”~“W8518xxxxxx”の範囲(“x”には英数字が入る)の機種が該当となる
アップルメニューから“このマックについて”を選び、OS Xのバージョンが表示された部分(囲み)を2回クリックすればシリアル番号が現れる。起動できない場合は、バッテリーパックを外し、バッテリーベイ内側の側面を見ることで確認できる |
修理の相談・依頼先は以下の通り。
- 1) AppleCareのサービス&サポートラインに電話 TEL 0070-800-27753-1
- 2) アップルストアのGenius Barに持ち込む
- 3) アップルの正規サービスプロバイダーに申し込む
このプログラムは、PowerBook G4を購入した最初の購入日より2年間有効となる。メモリースロットに不具合があって修理の対象になるかどうかはユーザー自身で判断できないため、該当の症状が現れている人はアップルや正規サービスプロバイダーに相談する必要がある。