【SPEC】 開発/販売元●コニカミノルタビジネステクノロジーズ 価格●7万3290円(3月発売予定) http://konicaminolta.jp/business/ 印刷解像度●9600相当×600dpi インターフェース●USB 2.0、100Base-TX 対応システム●Mac OS X 10.2以上(Leopard対応) 本体サイズ●幅396×奥行き380×高さ275mm 重さ●15.1kg |
【COMMENT】 価格とサイズはコンパクトながらPostScript 3互換機能を搭載し、幅広い用途をカバーする。カラーレーザーの個人利用向き。
クラス最小でも、PS 3互換&ネットワーク標準対応
「magicolor 1650EN」は、クリエイティブなニーズにマッチしたPostScript 3互換機能や、100Base-TX Ethernet接続を実現するA4カラーレーザープリンターだ。
使用時は普通紙200枚に対応した給紙トレーを、本体前面カバーを開いてセット。定形サイズは郵便はがきからA4までで、不定形サイズもサポートする。印刷可能枚数の目安は製品付属のトナーで1000枚、別売りの大容量トナーで2500枚だ。
さらにオプションの「給紙ユニット」(価格は1万5000円)を本体底部に取り付けると、A4サイズの普通紙を最大500枚追加できる。同様に本体底部に「両面プリントユニット」(2万円)を装着すれば、両面印刷も可能だ。
印刷エンジンの光学的な解像度は600×600dpiだが、1ドットを細分化する独自の技術により、上位モデルに匹敵する9600相当×600dpiの解像度を実現する。粒径が小さく均一なトナーの採用と併せて、高精細な出力が可能だ。
一方、小型化と低コストを優先するため、4色同時に印刷する上位クラスのタンデム方式ではなく、トナーカートリッジ各色を切り替えて印刷する4サイクル方式を採用。そのためカラー印刷はモノクロに比べて平均4倍の時間がかかる。
また、PostScript 3互換機能を生かしたインクシミュレーション機能を搭載。TOYO(東洋インキ製造)やDICに加えて米国や欧州のインクにも対応しており、実際の商業印刷をイメージしたカラーマネジメントが可能だ。
複数ユーザーで共有してもいいが、個人使用のカラーレーザープリンターとして、ウェブページや一般のドキュメント、デザイン系画像の確認などに適した製品だ。