iTunes Storeは19日、「ミュードラ」の最新作となる「woh woh」と「Time goes by」の先行配信を開始した。価格はともに400円。
ミュージック+ドラマで「ミュードラ」
iTunes Storeは米国などにおいて、音楽やポッドキャスト、iPhone用アプリケーションに加えて、テレビドラマや映画などを配信している。日本でも早く映像コンテンツが買えるようになってほしい──。ダウンロード購入の手軽さに慣れた人の中には、そう願う人も少なくないだろう。
そこで試してほしいのがミュードラだ。ミュードラとは「ミュージック」と「ドラマ」を足した合成語で、その名の通り音楽とドラマの「いいとこ取り」をした内容になっている。
テレビドラマでは、物語がクライマックスにさしかかると、絶妙なタイミングで主題歌が流れてくることがある。ドラマの盛り上がりと主題歌の歌詞がマッチして、見ている側の感情がより高まるわけだ。ミュードラは、そうした感動を1話約3分〜7分/全3〜5話のショートドラマで伝えようとした作品になる。
実はiTunes Storeでは2008年4月、ドラマの主演に戸田恵梨香さんで、音楽にMONKEY MAJIKを起用したミュードラ「Lily」をリリースしている。その最新作が、今回の2タイトルだ。
実際、主演が吉高由里子さん、主題歌が小田和正氏の「woh woh」という「woh woh」を見てみたが、要所要所でテーマ曲が流れ出す。恋愛ドラマ好きなら、その絶妙なタイミングに「ニヤリ」とさせられるだろう。吉高さんは、たどたどしいナレーション(の演技?)がとてもかわいい印象。3話で400円という安さも相まって、俳優や女優、主題歌のアーティストのファンなら迷わず買いなアイテムだろう。
ちなみに17日にはミュードラ新作の発売を記念して吉高さんによるライブトークショーがApple Store Ginzaにて開かれた。会場には吉高さんのファンが100名が集まり、制作秘話などに耳を傾けていた。