耳の早いユーザーなら、レノボの海外版Netbookの噂を聞いたことがあるだろう。その「IdeaPad S10e」がついに日本に上陸する!
IdeaPad S10eは、10.1型ワイド(1024×576ドット)液晶ディスプレーを搭載した、重さ約1.38kgのミニノート。Atom N270(1.60GHz)、メモリー1GB、160GB HDD(2.5インチ)、Windows XPと、基本スペックは一般的なNetbookと同じような構成だ。希望小売価格は5万4800円。
注目はバッテリー駆動時間。標準で6セルバッテリーを搭載し、公称駆動時間は5.3時間を謳う。Bluetooth 2.1+EDR、ExpressCard/34スロットを搭載しているのもポイントだ。
レノボ製ということで、ThinkPadの開発チーム「大和研究所」がどのように関わっているのかが気になるところだが、IdeaPadシリーズの開発は北京・上海のチームが主導(大和研究所は、人材支援と開発プロセスの面で協力)。
ただし、日本発売モデルに関しては大和研究所が品質管理及びテストをしている。ThinkPadと同じ生産設備と生産ライン、品質基準で生産し、例えばHDDは、ThinkPadで使われてるのと同じモノを採用しているそうだ。
サポートにも力を入れており、例えば修理の場合は4~5営業日で返却する体制をとる。
具体的な使用感については後日お伝えするとして、今回はフォトレポートで外観を中心にチェックしていこう。