リポート:国内最大級のMac系イベント「MacZoo '08 in AKiBA」
アキバに展開されるMacベンダーの競演
2008年08月27日 02時21分更新
文● MacPeople編集部
(株)大塚商会は26〜27日にかけて、アップル関連の展示会では国内最大規模の「MacZoo'08 in AKiBA」を東京・秋葉原にある富士ソフトアキバプラザで開催する。ここでは、イベント初日に編集部が取材した模様をリポートしよう。なお、27日は10時開場、18時30分に終了予定で、展示会のみ当日受付で無料で入場できる。
期間中に開催されるセミナー/ハンズオンセミナーは30以上。26日午前10時30分より開催されたITジャーナリスト林 信行氏による「iPhoneが切り開くビジネスの未来」で幕を開けた。
富士ソフトアキバプラザ
展示会場の様子
一方、展示会はコンシューマー向けの製品も多数展示されていた昨年と比べて、今年はクリエーターやビジネス向けソリューションが中心の内容。それでも、Macの新しい可能性を切り開く最新の技術が多く見受けられた。各メーカーの注目製品を簡単に紹介していこう。
マイクロソフト(株)「Microsoft Office 2008 for Mac」
発売当初は、新インターフェースにユーザーからの戸惑いの声も多かったというMac版の最新Office。今では、「慣れれば旧バージョンよりも使いやすい」との評価が聞こえてくるようになったという
(株)フォントワークスジャパン「ニューシネマフォント」
映画の字幕を手がける佐藤英夫氏が生み出した「ニューシネマフォント」。ハリウッド映画の字幕に多く使われているので、映画館やDVDでチェックしてみよう
(株)ソフトウェア・トゥー「PitStop Professional 7」
「PitStop Professional 7」は、「Adobe Acrobat」にPDFの検査と修復機能を追加するプラグイン。修正内容を複数のPDFファイルに反映する「アクション」機能がウリだ
クォークジャパン(株)「QuarkXPress 8」
全世界で同時にアップデートされた「QuarkXPress 8」。ボックスの範囲をはみ出した画像が半透明で表示され、トリミング効率が格段に向上した。Leopard対応も本バージョンを導入する魅力のひとつ
アルファメディア(有)「OMDESS EzCast」
ムービー撮影後、自動でMPEG-4形式に変換してサーバーにアップロードするシステム。米国の教育現場では、iTunesやiPodとデータを同期して映像を教科書代わりに使用する目的でも導入されているという。今後は不動産の物件を事前に確認する際のツールとしても期待されている
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