国民的RPG「ドラクエ」シリーズの第5弾にして、天空3部作の2作目となる「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」がDSで発売された。
今回発売されたDS版は、今から16年前にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたもののリメイクで、2004年にはPS2用としてもリメイクされている。そのため、今回のDSでの発売は2回目のリメイクということになる。
一般的なタイトルであれば、2回目ともなると注目度が低くなるのが一般的な中で、ドラクエシリーズは別格ということもあり注目度も高く、各店舗ともにこの日の主力商品として大きく取り上げていた。
店頭販売を行なっていたのは、アソビットゲームシティとソフマップアミューズメント館の2店舗。また、日ごろは美少女キャラが登場するゲームを主力に置くことの多いゲーマーズ本店も、今回に限ってはドラクエVを中心商品としているようだった。
ショップスタッフからは、「今日はティアーズ、ガンダム、ドラクエと3タイトルあるんですが、ドラクエの売れ行きは完全に別格です」といった声を聞くことができた。そんななかで、某ショップスタッフからは「普通で考えればバカ売れといっても問題ない売れ行きなんですが、事前の盛り上がりを考えるとちょっとさびしいかも。まだ150本くらいしか出ていません」や「午前中から午後の日差しの強い時間は、客足が少ないので、夕方以降ですかね。もしかしたら給料日後の来週のほうが売れるかも」といった声も聞くことができた。
Leafの「TtT」がPS3で蘇る!
2005年にLeafから美少女ゲームとしてPC向けに発売された「Tears to Tiara」を柱に、キャラクターデザイン、シナリオ、システムと大幅に手が加えられて、「ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地」としてPS3向けに蘇った。発売はアクアプラス。
売れ行きについてはショップによってかなり差があるようだが、おおむね好調な様子。中でも設定資料などが特典として付いてくる限定版が、人気との事だ。ショップスタッフからは、「ドラクエVを相手に大健闘ですよ」、「ガンダムバトルユニバースより売れるとは思いませんでした」と賞賛するコメントが多かったが、「PS2で出してくれればもっと売れたのに、ちょっと残念です」や「PS3の感触をつかむための実験だと思うので、この先にPS3で何を出してくるか楽しみです」といった、今回のPS3での発売について思うところを語るスタッフもいた。
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