操作不要の映像モードだが、いじろうと思えば玄人も唸る!
おまかせモードは完全に「おまかせ」というだけではない。照度環境が異なっても同じような画質にするということは、基準となる画質が必要となるわけだ。
おまかせモードの基準となる画質設定はユーザーが調整できる。そしてその項目は細かい。例えば「明るさ」の設定に関しても、よくあるスライダー設定ではなく、折れ線グラフを用いた設定画面となっている。これは「周囲の明るさがこのレベルのときは、画面の明るさをこのレベルにする」といった、細かい調整を行なうための仕様だ。
ダイナミックレンジを広げるための調整も
発表会では詳しく触れられていなかったが、画質補正についても強化されている。ZH500とZV500には「新パワー質感リアライザー」と呼ばれる補正技術が搭載されており、Z3500からソフトウェアの改善によって、ダイナミックレンジを10%向上させている。さらに、暗い映像の階調性アップや肌色の質感の向上、ノイズなどに対する安定性の強化が図られている。
と、文章だけで記述しても分らないと思うので、具体的な効能をイメージとして以下に掲載した(実際の映像ではない)。すべて右側が新パワー質感リアライザーを適用した写真だ。