ベンキュージャパン(株)は2日、DLPプロジェクターの新製品として「MP612c」を今月初旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は8万円前後。
MP612cは、今年1月に発表された「MP611c」(関連記事)の後継機種。米テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)社の色彩深度向上技術「BrilliantColor」を採用し、中間色の再現性を高めたという。また、MP611cと同様に、同社独自のカラーマッチング技術「5色カラーホイール」を搭載して、パステルカラーの忠実な色再現を実現したとしている。
輝度は2200ルーメン。投射レンズは1.1倍のズームレンズ(f=20.7~22.8mm、F=2.4~2.48)で、投映サイズは24インチから300インチ。光源は200Wで、寿命は約3000時間(エコノミーモードでは4000時間)。コントラスト比は2000:1。解像度は800×600ドット。映像入力端子はアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、Sビデオ、コンポジットビデオを各1系統装備する。本体サイズは幅239×奥行き251×高さ106.3mm、重量は約2.5kg。