東北パイオニア(株)は5日、ノズルを交換して音質を調整できるインナーイヤーヘッドホン「SE-CLX9」を11月下旬に発売すると発表した。価格は2万2000円。
SE-CLX9は、ドライバーユニットに高/中域の再現性に優れる「バランスド・アーマチュア」方式のものを採用するインナーイヤーヘッドホン。ノズルを交換することで音質を調整できるのが特徴。イヤーホルダー/イヤホンチップもユーザーが組み換え可能で、自分に合った装着感に調整できる。
ノズルは、High Tune2/High Tune1/Standard/Bass Tune2/Bass Tune1の5種類(各1組)が付属する。イヤホンチップとイヤーホルダーは、S/M/L/LLの4種類が付属し、16種類の組み合わせで装着感を調整できる(イヤホンチップは各サイズ2個、イヤーホルダーは各サイズ1個付属する)。なお、同社によれば、「音と装着感をカスタマイズできる」構造を採用するインナーイヤーヘッドホンは業界初だという(10月5日現在)。
再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは105dB。プラグは3.5mmステレオミニプラグ。コード長は80cmで、70cmの延長コードが付属する。重量は8g。キャリングポーチやノズル/イヤホンチップ/イヤーホルダーを収納できるアルミ製の蓋付きケースなどが付属する。
ノズル交換による音質調整機能を省いた低価格モデルも
あわせて、SE-CLX9からノズル交換機能やアルミ製収納ケースを省いた低価格モデル「SE-CLX7」も発表された。発売日は11月下旬で、価格は1万2500円。ドライバーユニットなどの主な仕様はSE-CLX9と同等。