Word 2007とPowerPoint 2007のファイルを閲覧/編集可能に
マイクロソフト、Office 2007のMac用コンバーターをバージョンアップ
2007年08月02日 22時13分更新
マイクロソフト(株)は8月1日、Windows版の「Office 2007」(2007 Microsoft Office system)で作成されたOffice Open XMLファイルを、Mac版の「Office 2004」および「Office v.X」と互換性のある形式に変換できるコンバーター「Microsoft Office Open XML File Format Converter for Mac」のバージョン0.2を公開した。開発途上のベータ版のため配布されるのは英語版のみとなる。使用期限は、2007年12月31日まで。変換可能なファイルシステムは、
- Word文書(*.docx)
- Wordマクロ有効文書(*.docm)
- PowerPointプレゼンテーション(*.pptx)
- PowerPointスライドショー(*.ppsx)
- PowerPointテンプレート(*.potx)
の5形式。WordのファイルはRTF形式、PowerPointのファイルはppt形式に変換される。RTF/ppt形式から、.docx/.docm/.pptx/.ppsx/.potxに逆変換することはできない。まあ、拡張子の末尾に「m」が付くマクロ有効文書は、マクロが取り除かれた状態でコンバートされる。
バージョン0.1と比べると、PowerPointのファイルを読み込めるようになった点が改良されている。
既知の問題は、コンバーターの「Help」メニューにある「Office Converter Help」を選ぶとアクセスできる、ウェブサイトのヘルプページで確認できる。