有限責任中間法人のモジラ・ジャパン(Mozilla Japan)は19日、オープンソースのメールソフト『Thunderbird 2(サンダーバード2)』の配布を開始した。同社のウェブサイトから無償でダウンロードできる(http://www.mozilla-japan.org/...)。
バージョン2では、メッセージに対して複数のタグを付けられるようになった。“重要”や“完了”といったキーワードを設定しておくことで、検索時などに利用できる。また、ツールバーに“進む”と“戻る”のボタンを用意し、ウェブブラウザー感覚で直前/直後に見たメッセージに移動できるようになった。そのほか強化された機能は以下のとおり。
- フォルダーリストに“未読フォルダ”“お気に入りフォルダ”“最近使ったフォルダ”を追加
- “Gmail”や“.Mac”の利用時のセットアップを簡略化
- 新着メッセージの通知ポップアップに、件名/送信者/本文の一部を表示
対応OSは、Windows 98/Me/XP/Vista、Windows 2000/NT 4.0、Mac OS X 10.2以上、glibc 2.3.2/gtk+2.0/XFree86-3.3.6/fontconfig (xft)/libstdc++5を含むLinux カーネル 2.2.14。
対応機種は、Windows環境がPentium-233MHz以上のCPUと、64MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。Mac OS X環境がPowerPC G3/G4/G5かインテル製のCPU、および128MB以上のメモリーを搭載したMacintosh。Linux環境がPentium IIかK6-III+で233MHz以上のCPU、および64MB以上のメモリーを搭載した製品。