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Chief TelecomとJPIXの戦略的パートナーシップ合意について

PR TIMES

株式会社JPIX
このパートナーシップにより台湾と日本から世界への接続を強化してまいります


Chief Telecom社が運営するTPIX(Taipei Internet Exchange)とJPIX(株式会社JPIX)は、本日正式に戦略的パートナーシップを構築したことを発表いたします。

TPIXとJPIX のパートナーシップは、メンバー間のインターネットトラフィック交換を促進させることを目的としています。このパートナーシップを通じて、メンバー間のより安定的かつ効率的なトラフィック交換のソリューションを提供し、世界のインターネット接続における台湾と日本の役割をさらに強化します。

JPIXは日本初の商用IXであり常に世界のTOP50にランクされるグローバルなIXです。TPIXはChief Telecom社が運営する台湾最大のIXであり、世界の96位にランクされています。このTPIXとJPIXのパートナーシップを通じて両社は相互にサービスを拡張し、より効率的なメンバー間のトラフィック交換を実現すると共に、台湾の企業ユーザはJPIXを通じてIXに留まらない多様なネットワークサービスを日本で利用可能となります。また700社を超えるJPIXのIX、VNEユーザも台湾最大のITインフラ企業であるChief Telecomの多様なサービスの利用が可能となります。両社はこのパートナーシップを通じて新たなシナジーを創出し、お客様のICT基盤強化に貢献してまいります。

Chief Telecom Inc.のChairmanであるJoseph Wuは、次のように述べています。この戦略的パートナーシップはChief Telecomが現在取り組んでいるInternational Ring(THREE RINGS and THREE LINESの一部)プロジェクトの一環となります。JPIXに加えて、Chief Telecomは今後も韓国、香港、シンガポール、フィリピンでネットワークを拡張していき、現地の通信事業者やIXと緊密に連携していきます。Chief TelecomのTPIXは台湾のNational Level-2 Critical Infrastructureに指定されており、今後、IX のメンバー数の増加とパートナーシップの強化により、TPIXのトラフィック量は大幅に増加すると予想しております。同時に、台湾の国際的な相互接続の強化は、世界経済、文化、学術分野における交流拡大に貢献いたします。
現代はナレッジ・エコノミーの時代といわれています。ナレッジ・エコノミーは台湾の経済発展に重要な役割を果たしているだけでなく、グローバルネットワークにおける台湾の地位を確固たるものとしています。

Chief Telecomについて
Chief Telecomは1991年に成立し、2006年にCHT(※中華電信)に属し、2018年6月5日に正式にTaipei Exchange(TPEx)に上場しました(TWSE:6561)。Chief Telecomは、ISO27001、ISO 27011、ISO 27017、ISO 27018、およびデータセンター運用基準(DCOS)の認証を取得し、お客様に最高の情報セキュリティシールドを提供しています。
グローバルなインターネットバックボーン、通信統合の専門技術、Chief Cloud eXchange (CCX)、台湾最大のインターネットエクスチェンジであるTPIXにより、Chief Telecomはトータルソリューションと様々なビジネスモデルを提供し、お客様の業務効率と競争力を高めることができます。
Chief Telecomウェブサイト:https://www.chief.com.tw

JPIXについて
JPIXは日本初の商用IXとして1997年11月にIXサービスを開始し、ISP事業者、CATV事業者、さらにコンテンツ事業者と国内外含む最大級の顧客数を持ち中立的な運営を行うIXプロバイダーであり、日本のインターネットの心臓部として重要な役割を担ってきました。またVNE(Virtual Network Enabler)事業者としても多くのお客様にご採用頂き、日々増加するトラヒックに対して安定的なネットワークサービスをご提供しています。
JPIXウェブサイト:https://www.jpix.ad.jp/


契約を締結したChief Telecom副社長 Tim Chiang(左)とJPIX代表取締役社長 鶴 昭博(右)