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komham、生ごみ処理状況を観測しソーラー発電で自動駆動する「スマートコンポスト」100台限定で受注開始

PR TIMES

株式会社komham
生ごみ処理にかかる温室効果ガス排出量実質ゼロで運用可能

株式会社komham(本社:札幌市厚別区、支店:東京都渋谷区、代表取締役:西山すの)は、生ごみの処理にかかる使用データを観測し、ソーラー発電で自動駆動する「スマートコンポスト」の受注を本日より開始することをお知らせします。2024年は限定100台を販売する予定です。スマートコンポストを導入することで、該当エリアまたは施設から排出されている生ごみ量が自動で計測できるだけでなく、投入された生ごみを微生物群「コムハム」が24時間で最大98%分解する生育状況など、使用データを遠隔で取得することが可能です。2022年5月にプロトタイプを発表して以降、北海道から沖縄まで全国での実証実験を実施し、ようやく量産品を提供できる準備が整いました。



■ 「スマートコンポスト」とは

「スマートコンポスト」は、AC電源や排水処理を必要としないソーラー発電で自動駆動する独立型の生ごみ処理機です。生ごみの高速処理が得意な当社微生物群「コムハム」がより安定して生ごみを分解できる環境をスマートコンポスト内に整え、街中や施設内に設置しても景観を損なわないデザインで開発しました。また、管理者は、クラウドにアップロードされたデータから、投入生ごみ量、生ごみ分解量/分解率、温室効果ガス排出削減量、バッテリー残量を取得することができ、エラー発生時はアラートがあがるため、最低限のメンテナンスで運用ができます。


【製品概要】


■サイズ(キャスター込み): 980 (W) x 1365 (H) x 900 (D) mm
■本体重量: 約200kg
■処理能力: 最大10リットル/日
■消費電力: なし(ソーラー発電)
■耐用年数: 8年
■測定/取得できるデータ:
・投入生ごみ量
・生ごみ分解量/分解率
・温室効果ガス排出削減量
・バッテリー残量
■2024年受注数
100台
■納品開始時期
2024年5月

■ 「スマートコンポスト」で達成できること
AC電源からの電力に頼らず、ソーラーパネルからの発電とコムハムによる代謝のみで運用が可能です。生ごみ処理にかかる温室効果ガス排出量を実質0で運用できることがスマートコンポストとコムハムを活用することで得られる最大のメリットです。


■ 微生物群「コムハム」とは
スマートコンポストに内在するコムハムは、当社が独自で開発した生ごみを高速分解する能力を持つ微生物群です。生ごみを最短1日で最大98%まで分解する特徴があり、通常、数週間かけて複数回発酵させる堆肥化を高速で行うことができます。
次世代シーケンサーを用いた微生物群集解析の結果から、コムハムは複数の好熱性バシラス科細菌を中心とした微生物群から構成されていることが分かっています。
有害性評価として、コムハムの主要構成細菌が有害微生物リストに非該当であることを確認しています。
なお、コムハムの遺伝子組換えやゲノム編集は行っておりません。
※特許情報「微生物、生ゴミの分解に用いるための組成物、および生ゴミ処理方法(特許7300079)」

■komhamについて
「淘汰される技術を最新テクノロジーで次世代へつなぐ」をミッションとして掲げ、生ごみの高速分解ができる微生物群「コムハム」の研究および、それらを用いたバイオマスリサイクルシステムの構築を行っています。
また、研究成果を用いて、新規サービスや商品の開発を積極的に推進し、だれもが意識せずとも環境にやさしい暮らしができるようなインフラ作りを目指しています。
【会社概要】
会社名:株式会社komham
本店:札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10-211号
支店:東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階B 代官山TOKO
代表取締役:西山すの
設立:2020年1月
公式サイト:https://komham.jp/

▼「『スマートコンポスト』で達成できること」で使用したデータ算出出典
※1:生ごみ処理量については、カタログ等にkgとLの数値が併記されていた場合はその値を使用し、一方のみの数値が記載されていた場合は1kg=3Lとして記載した。また、業務用の機種において処理量の異なる複数のラインナップがある場合、処理量100kgの機種情報を参照した。
※2:電力使用量(kWh)については、カタログ等に電力使用量の数値が記載されていればその値を使用し、記載のない場合は消費電力(kW)×処理時間(h)により算出した。後者の場合、平均消費電力の記載があればその値を使用し、最大(定格)消費電力しか記載がない場合にはその値を使用した。
※3:電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会(https://www.eftc.or.jp/qa/)より31円/kWh(令和4年7月22日目安単価)とした。
※4:処理時間の記載がない場合は終日稼働(24時間)とした。
※5:水道料金は、東京都水道局(https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/tetsuduki/ryokin/keisan_23.html)の基本料金:101m³~200m³を使用した。
※6:CO2排出量の算出には、環境省資料(https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/files/calc/r05_coefficient_rev3.pdf)の全国平均係数:0.000434t-CO2/kWhを使用した。
※7:CO2排出量の算出には、環境省資料(https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/files/calc/r05_coefficient_rev3.pdf)のし尿処理施設(嫌気性消化処理)0.00054 tCH4/m3を使用した。