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各種ベンチマークで性能をチェック。どこでも気軽に持ち運べるメインマシン級のノートPC

富士通モバイルPC最軽量クラス「LIFEBOOK UH」をフルスペックにしてみた

2018年04月28日 10時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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「LIFEBOOK WU2/B3」

 いつでも持ち歩いて、必要があればさっと使える超軽量ノートパソコン「LIFEBOOK WU2/B3」。カスタマイズで第8世代CPUも選択できるが、GPUがCPU内蔵のみであるなど、その実力がはかりかねる部分もある。今回は、LIFEBOOK WU2/B3の実力を測るため、定番ベンチマークで性能を検証してみた。

 まずはマシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「3DMark」を用いて、性能をチェックしていく。

 総合系ベンチマークソフトのPCMark 8は、通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフトだ。今回は「Home Accelerated」、「Creative Accelerated」2種類でチェックした。

ブラウジングやビデオチャットなどの通常作業におけるパフォーマンスを測るHome Acceleratedの結果

3Dゲームや画像処理ソフトなどのパフォーマンスを測るCreative Acceleratedの結果

 スコアはHomeが3379、Creativeが4279となった。試用機は第8世代のCore i7-8550Uを搭載しているだけであって、高めスコアが出ている。

 では、Core i7-8550Uの実力はどれくらいなのか、CPUなどの性能を計測できる「CINEBENCH R15」を計測。CPUの性能テストでは531cb、グラフィックスAPIのOpenGLは43.35fpsという結果になった。4コア/8スレッドになった分、前世代のCore i7-7500Uと比べて数十パーセント伸びた感じだ。

CPUのテスト結果

OpenGLのテスト結果

 カスタマイズでも別途GPUを追加できないため、GPUのパワー的にはゲーミングパソコンのような3D性能は望めないが、パフォーマンスを測るために3DMarkによるテストを実施した。スコアは「Fire Strike」で918、「Sky diver」で3984、「Time Spy」で376となった。試用機はCPU内蔵のインテル UHD グラフィックス 620のため高いスコアではないものの、及第点といえるスコアとなった。

Fire Strikeの結果

Sky diverの結果

Time Spyの結果

 では実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲームのベンチマークで本機のパフォーマンスをみてみよう。おなじみの「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.51」ベンチマークから。

1920×1080ドット、標準品質、スコア4307

1920×1080ドット、低品質、スコア4711

 標準品質で4307(普通)だったので、低品質でも計測してみたが、快適という診断結果にはならかなかった。とはいえ、フルHD画質で普通に遊べるのは判明した。

  ドラゴンクエストXと比べると高いグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者」ベンチマークも実施。ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者も、標準品質であればフルHDの解像度で遊べそうだ。画質はこれ以上落とせないので、解像度を1280×720に落としてみたところ、快適に遊べるという診断となった。画面の大きさを選ぶか、画像の美しさを選ぶかは悩みどころだが、いずれにしても動作するというのはわかった。

1920×1080ドット、標準品質、DirectX 11、スコア2293

1280×720ドット、高品質、DirectX 11、スコア4010

 「ドラゴンズドグマオンライン」ベンチマークもまずは標準品質で計測してみた。こちらもドラゴンクエストXと比べると負荷は高めだが、標準品質で普通という評価。低品質に変更しても快適にはならなかったが、こちらもフルHDで遊べるのがわかる。

1920×1080ドット、標準品質、DirectX 11、スコア2088

1920×1080ドット、低品質、DirectX 11、スコア2159

 別途GPUを積んでいるわけではないが、負荷が低めのゲームであれば大きな支障はなく遊べそうだ。もちろんウェブブラウジングやOfficeソフト、メールのやり取りなどは快適にできる。この性能でありながら、手軽に持ち出せる軽さのLIFEBOOK WU2/B3は、どこにでも持っていけて、メインマシンとしての活用も考えられる。さらに電源をつながずに長時間使えるのも魅力的だ。外出先でも重さを気にせずバリバリノートパソコンを使いたいという人は、LIFEBOOK WU2/B3を検討してみてほしい。

LIFEBOOK WU2/B3の主なスペック
標準構成 試用機
CPU Core i3-7130U(2.70GHz) Core i7-8550U(1.80GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620 インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 4GB 20GB
ストレージ 128GB SSD 512GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子×2、HDMI出力端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、有線LAN端子、SDカードスロット
サイズ およそ幅309×奥行212.5×高さ15.5mm
重量 約790g 約916g
OS Widnows 10 Home(64bit)
価格(4月27日現在) 11万6717円 19万9952円

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