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ソフトバンクCS、AIロボ『Musio』活用の英語授業を開始

2017年10月23日 03時05分更新

記事提供:通販通信

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ソフトバンクコマース&サービス(株)(ソフトバンクC&S)は20日、埼玉県戸田市教育委員と英語教育で連携し、同市の公立小・中学校向けに英会話学習AIロボット『Musio(ミュージオ)』を活用した外国語活動授業を開始した。

 『Musio』は、AKA(日本法人:AKA LLC・東京都目黒区)が開発した、英語学習のための機能を搭載したコミュニケーションAIロボット。教材を使った発音やヒアリングのほか、AIを活用した自由な会話が行える。また教育機関向けとして、各校の学習カリキュラムに合わせたコンテンツ制作や英会話練習も可能となっている。

 戸田市では、2020年からの小学校での英語教育早期化・教科化に先駆けて、外国語活動の授業を開始。タブレット端末によるモーション分析を活用した体育の授業を行うなど、ITを活用した教育に積極的に取り組んでいる。また今回、公立校では初となる『Musio』の導入により、児童が日常的に英語に触れる機会とAI技術にいち早く触れる機会を設けた。

 ソフトバンクC&Sはこの取り組みで、『Musio』の導入サポートとテクニカルサポートを担当。10月中に戸田第二小学校に『Musio』を導入し、5年生を対象とした外国語活動のモジュール授業で週に2回、『Musio』を活用した授業を行う。授業では、あらかじめ設定された文章を『Musio』に続いて児童が発声し、発音や抑揚などを『Musio』がチェックする。

 『Musio』による外国語授業は11月以降、戸田市内のその他の中学校でも実施を予定している。

■Musio

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