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Swift Playgroundsで学ぶiOSプログラミング 第30回

UIGestureRecognizerクラスを使えばOK

フリック操作で前のページに戻る機能を実装する

2017年03月06日 17時00分更新

文● 柴田文彦 編集●吉田ヒロ

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 前回は、iOSのフレームワークの1つ、WebKitに含まれるウェブビューを使って、ごく簡単なウェブブラウザーもどきのアプリを作成してみました。ただし、任意のURLを入力する機能は持たず、最初にGoogleの検索ページを開き、目的のウェブサイトを探して飛ぶというものでした。さらに、「戻る」ボタンも装備していないので、前のページに移動することもできません。行ったら行きっぱなしで、新たなサイトを開くには、プログラムを再起動する必要もありました。

 今回から、前回のブラウザーもどきに手を加えていきます。ただし、いちどに多くの機能を実現するのは無理なので、今回は「戻る」機能を加えることにします。なんだそれだけか、と思われるかもしれませんが、ユーザーインターフェースが絡んでくると、とたんにプログラミングの手間が増えるものなのです。

 ユーザーインターフェースの中でも、「戻る」ボタンや、URLを入力するテキスフィールドといった部品を画面に配置するのは、なかなか面倒です。それぞれがビューとなっているので、1つのビューの上に他の複数のビューをうまく配置しなければならないからです。Swift Playgroundsには、そのためのツールも備わっていません。そこで今回は、ジェスチャーを使って「戻る」操作を表現することにします。

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