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映像も音もワイヤレスで転送! ログインは顔認証でラクラク

PC生活が快適になりすぎる! 珠玉の周辺機器を買う! (1/4)

2016年10月29日 13時00分更新

文● ジサトラショータ

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 日々、凄まじい速度で進化を続けるPCやスマホ。基本スペックが数年ごとに倍以上のペースで向上していくのに伴い、画像・動画編集や3Dモデル編集といったクリエイティブな作業も驚くほど快適になり、スマホで出来ることも飛躍的に増えてきた。日頃から『PC・スマホの性能が足りなくて困る』と感じるような人も、昔より劇的に少なくなっているのではないだろうか。

 一方で、進化の度合いこそPCやスマホほどではないものの、確実に便利になっているのがPC周辺機器だ。特に映像や音をワイヤレスで伝送するアダプターやネットワークスピーカーは、登場からしばらく経ち、製品やファームウェア、アプリが改良されたことで、当初より格段に利便性が向上している。この特集ではそんな便利周辺機器にスポットをあて、自宅のデジタル生活をより快適にする方法を紹介しよう。

大画面テレビがあるなら絶対使うべき!
ワイヤレスディスプレイアダプターで動画もネットも快適

 家に50インチクラスの大画面液晶テレビがある場合にぜひ使用をオススメしたいのが、テレビにPCやスマホの映像を伝送できる、いわゆるMiracast対応のワイヤレスディスプレイアダプター。映像と音を大画面テレビに飛ばし、操作は手元で行えるので、ウェブサイトが閲覧しやすくなるのはもちろん、動画ストリーミングサービスの活用もはかどる。

 リビングPCというと、最近はスティック型のPCを直接テレビに差す場合を思い浮かべる人も多いだろうが、ワイヤレスディスプレイアダプターを使用するメリットは、より高いPCのマシンパワーを存分に使えることだ。なお、WindowsがMiracastに対応したのはWindows 8.1以降なので、それ以前のOSを搭載するPCでは基本的に利用できないことには注意しよう。

マイクロソフトの『Wireless Display Adapter』。実売価格は6500円前後

USB端子とHDMI端子をテレビに差して利用。テレビの端子レイアウトによっては付属の延長ケーブルを使う必要アリ

 Miracast対応製品は各メーカー販売されているが、PCで使うなら、Windowsとの連携も取りやすいマイクロソフトの『Wireless Display Adapter』が手軽でよいだろう。本体はPC接続用のHDMI端子と給電用のUSB端子を備えており、両方の端子をテレビに差すか、USB端子を別途モバイルバッテリーなどに接続して電源を取る必要がある。製品にはHDMI延長ケーブルが付属するので、テレビの端子レイアウトによって本体への接続が難しい場合に活用するといいだろう。なお、出力1Aのモバイルバッテリーからの給電を試してみたところ、問題なく起動できた。

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