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LINE、ECサイト対応のモバイル決済・送金サービス

2014年12月17日 02時27分更新

記事提供:通販通信

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LINEモバイル決算

 LINE(株)は16日、無料通話・無料メールアプリ「LINE(ライン)」をアップデートし、日本を含む世界各国でモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の機能を追加した。LINEの利用者は、LINEから個人間の送金やECサイト決済ができるようになった。

 同サービスは、相手の銀行口座を知らなくても、LINEでの友人にメッセージやスタンプなどを添えて簡単に送金ができる。LINE Payアカウントを登録後、銀行口座振替などで事前チャージ(手数料無料)をするか、クレジットカードでの支払い登録をすれば送金可能。送金後、相手側のLINE Pay口座に入金される。送金機能のほか、LINEトークから支払要請する「送金依頼」やLINEの友人間で割勘する機能、提携店舗やECサービスを利用する際の「決済」機能などがある。

 ECサイト事業者がLINE Pay決済を導入した場合、購入者に対して会員登録やクレジットカード情報などの登録を求める必要が無いため、購入者の決済手続きの手間を省き、成約率の向上にも期待が持てる。「LINE Pay」はLINE子会社のLINE Pay(株)が運営し、同社は今後、ECサイト事業者を中心に、LINE Pay決済対応加盟店の拡大を図る。加盟店手数料は、導入から2年間は月間決済額100万円までは0%。100万円超えた場合、物販が3.45%、デジタルコンテンツが5.5%。近日中に導入店舗向けの「LINE Payサービスサイト」を公開し、加盟店の申し込み受付を行う。

■「LINE Pay」

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