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発売迫る! 世界最薄&最軽量の10.1型タブ「Xperia Z2 Tablet」Wi-Fi版をチェック!!

2014年05月26日 11時00分更新

文● 高橋量

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 Xperia Z2 Tablet最大の特徴は、なんといっても薄くて軽い本体デザインだ。手にすると1枚の板のようにも思えるほど。フットプリント(設置面積)は約幅266×高さ172mmで、B5サイズ(幅257×高さ182mm)と同程度の大きさである。なお前モデルであるXperia Tablet Zとフットプリント自体は変わっていない。

本体背面には有効画素数約810万画素のメインカメラと、NFCポートを用意。表面はマットな質感だ

 最薄部では約6.4mmで、最厚部でも約6.7mmと非常に薄い。重量は約426gと10.1型としては驚異的なほどに軽く、指でつまむようにして持つことも可能だ。前モデルと比べると厚さは0.5mm薄くなり、重量は69g軽くなっている。9.7型のiPad Air(厚さ7.5mm、重量469g)よりも薄くて軽い。前モデルも初めて手にした時のインパクトは強かったが、これは素直に「スゴイ!」と言わざるを得ないだろう。

Xperia Z2 Tabletの右側面。上下左右に金属調のサイドパネルが配置され、よりシャープな印象となった

 これだけ薄いと剛性が気になるところだが、Xperia Z2 Tabletではフレームと超高剛性FRPパネルを一体化したユニボディ構造を採用することで、従来よりも強くて軽いボディを実現している。重心が全体的に均一なオムニバランスデザインを採用しているため、どんな持ち方でも安定して使うことが可能だ。

 IPX5/8の防水性能とIP5Xの防塵性能を備えている点も特徴のひとつだ。前モデルの防水性能はIPX5/7だったので、Xperia Z2 Tabletはより厳しい環境に耐えることができる。ただし、塩分を含む海水や塩素を含むプール、お風呂の湯などへの水没は対象外となっている点に注意したい。また、水につける場合はキャップ(外部接続端子カバー)が確実に閉じていることを確認しよう。

防水規格の等級
IPX5(防噴流形) あらゆる方向からノズルなどによる激しい水量を受けても影響がない
IPX7(防浸形) 一時的に水没しても内部に水が侵入しない
(常温の水道水、水深1mで30分間)
IPX8(水中形) 継続的に水没しても内部に水が侵入しない
(常温の水道水、水深1.5mで30分間)

 液晶ディスプレーのサイズは10.1型で、解像度は1920×1200ドットのWUXGAだ。自然な色合いを再現する「トリルミナス ディスプレイ for mobile」を搭載している点と、映像を鮮明に映し出す超解像技術「X-Reality for mobile」に対応している点が前モデルとの違い。画素密度は約224ppiで、普通に使っているぶんには画面上のドットは感じられない。映り具合に関しては、前モデルよりも精細で鮮やかであるように感じた。

液晶ディスプレーは10.1型で、解像度は1920×1200ドット。上部には有効画素数約220万画素のフロントカメラや照度センサー、両脇にはスピーカーが配置されている。ベゼルはやや太めの印象だ

 Xperia Z2 Tabletのカメラ機能はフロント約220万画素、リア約810万画素だ。フロントは裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」で、リアは新たに裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用することで高感度、低ノイズを実現した(Xperia Tablet Zはフロント/リアともに裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」だった)。

 インターフェース類は、microUSB端子、Bluetooth 4.0、NFC、microSD/microSDHC/microSDXC(128GB対応)カードスロットなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANに対応しているほか、4K出力が可能なMHL3.0にもサポートしている。

本体上面にはマイクや赤外線ポートに加え、カバーの下にmicroUSB端子やmicroSDカードスロットが配置されている

本体底面部にはヘッドホン端子と充電端子が用意されている

本体左側面にはXperiaではおなじみの丸型ボタンと電源ボタンと、非常にシャープな音量キーが並ぶ

 Xperia Z2 Tabletは、前モデルであるXperia Tablet Zの特徴を継承しながらも、本体デザインや各部の性能がパワーアップしている。より持ち運びやすく、そしてより使いやすく進化したモデルといえるだろう。

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