アラタナは3月27日、アンケート「ネットショップ運営者に聞いた消費税増税に関する意識」を実施し、その結果を発表した。
調査結果によると、ネットショップ運営者から見て、消費税引き上げ「反対」は半数近くを占め、「賛成」と答えた事業者も「納めた税が有効に使われると信じ賛成」「決まった事なので対応を進める」という、やや後ろ向き姿勢の「賛成」が目立った。また、税率変更の際に発生する対応を懸念し「一度に10%まで税率を引き上げて欲しい」という意見もあった。
増税前後の特売やセール開催への意欲については「開催しない」(86%)が約9割近く、消費税増税前の駆け込み需要には「期待していない」が57%だった。次期予算については、「横ばい」 (44%)、「増加」(36%)と市場成長を感じる結果になり、業予算から見てEC市場が年々拡大傾向にあることが判断できる。
調査日は3月1日から14日。調査対象はカゴラボ契約者と、ECサイトを運用している一般運営者。有効回答数は128人。