直射日光が当たるテラスでも快適か?
「dynabook KIRA V832」自慢の液晶はどこでも美しいのか
2013年09月25日 12時55分更新
13.3型のWQHD(2560×1400ドット)という高精細と美しいディスプレイが「dynabook KIRA V832」の魅力の1つであるというのは、これまでの連載でお伝えしてきた通りだ。だが、この液晶というのは、どんなところでも美しさを感じられるものなのだろうか。
蛍光灯などの室内灯の下である自宅でなら、当然のようにこの美しさを存分に堪能できる。だが、手軽に持ち歩けどモバイルマシンなので、気になるのは外で使った場合の見え方だ。まず、お店の中で使ってみた場合。最近のコーヒーショップなどでは、大きな窓があっても遮光ガラスを使用したり、遮光フィルムを貼り付けたりしている。日光がまともに入ってくる事はそうそうなく、自宅で使っているのと同様に美麗な液晶表示を楽しむことができる。しかし、直射日光がまともにあたってしまうような状況ではどうだろう。実際に試してみた。
dynabook KIRA V832を持っておもむいたのは、とあるショッピングモールのテラスだ。ここは時間によっては直射日光が入るため、非常に明るい状況でのチェックには最適である。しかもチェックしたのは8月後半の昼をちょっと過ぎた時間。今年の夏は驚異的な猛暑であったため、チェックした日も猛烈な日光と暑さであった。コーヒーショップなどでも、店舗外にテーブルを置いている店などでも起きるだろう。
日光を背後にして座り、液晶に直接日光が当たるようだと視認きつい。だが、日光が横から来るようにし、輝度を最大にすれば、それなりではあるが画面の視認が可能だ。さらに、太陽に正面から体を向ける、つまり逆光の状態であれば、画面の角度をちょっと調節するだけで十分に画面の内容が確認できる。その状態を撮影した下の写真では、カメラの機能不足であまり感じられないかもしれないが、筆者の目には十分画面が確認できていたのであった。ただし、真夏だと天板がけっこう熱くなってしまうのでそこだけは注意してほしい。
どんな環境にも対応できるdynabook KIRA V832は、本当にすごいモバイルマシンだと再確認できる実験であった。
ロードテスト機の主なスペック | |
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製品名 | dynabook KIRA V832 |
型番 | V832/W2UHS |
CPU | Intel Core i7-3537U(2GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM76 Express |
メインメモリ | 8GB |
ディスプレー(最大解像度) | 13.3型ワイド(2560×1440ドット/WQHD)、静電式タッチパネル(10点) |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
ストレージ | 約256GB SSD |
光学式ドライブ | - |
通信機能 | 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n) |
インターフェース | USB 3.0端子×3、HDMI端子、Bluetooth 4.0、92万画素ウェブカメラ、WiDiなど |
メディアスロット | SD/SDHCメモリカード |
テレビ機能 | - |
サウンド機能 | harman/kardonステレオスピーカー |
本体サイズ/重量 | 約幅316.0×奥行き207.0×高さ9.5~19.8mm/約1.35kg |
バッテリー駆動時間 | 約9.5時間 |
OS | Windows 8 Pro(64bit) |
オフィスソフト | Microsoft Office Home and Business 2013/なし |
主要ソフト | Adobe Photoshop Elements 11/Adobe Premiere Elements 11 |
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