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13型で約1060g、第4世代Core i5搭載の実力派「VAIO Pro 13」

2013年07月09日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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タッチ対応の13型フルHD、しかも重量は約1060g!
薄型軽量ボディが魅力だ

 タッチ対応ディスプレーを搭載するとどうしても重くなりがちだが、それでもVAIO Pro 13は重量を1060gに収めている点が驚きだ。片手でバッグに出し入れできる重さで、場合によっては片手で支えながらもう片方の手でキーボードを使うということもできそうだ。持った感触としては中身がしっかりと詰まっている印象で、きゃしゃな感じはしない。会議など室内の移動が多くても、サッと手に持って歩きたくなるデザインだ。

 外装の素材には東レ(TORAY)のUDカーボンとアルミニウムが使用されている。網目の見える一般的なカーボン素材よりも丈夫で軽い素材ということで、ハードな使い方になりがちなモバイルマシンにもぴったりだ。

カーボン+アルミニウムを採用したボディは質感も高くしっかりしている

底面側にもVAIOロゴを配置。見られることを意識したすっきりデザインで美しい

最厚部となる背面側の高さは約17.2mm

前面。最薄部は約12.8mmしかない

画面にタッチしてもディスプレーがグラつかない、可変トルクヒンジ

 ディスプレーは13.3型で、フルHD(1920×1080ドット)表示に対応。省電力で鮮やかな表示ができるよう、IPSパネルを採用した上でソニー独自の「トリルミナスディスプレイ for mobile」や高画質エンジン「X-Reality」も搭載。使用状況に合わせてより見やすく調整する色モード設定なども用意されている。

 閉じた状態からディスプレーを開く時、指をかけて軽く持ち上げるところまでは非常に軽い。その後は本体側を軽く押さえて持ち上げる程度の固さになる。ヒンジ近くのディスプレーの縁が本体下側に回り込むタイプで、キーボード部が手前に向けて傾斜する。90度を超えて開いたあたりで止まる感触があるが、実はこの先もさらに開いて角度調整は可能だ。ただ、奥へ向かって開こうとすると、それまでよりもずっと固い手応えになる。

 これは、タッチ操作をスパーオートするための可変トルクヒンジだ。軽く開けるディスプレーだとタッチ操作はもちろん、キーボード入力時にもディスプレー部が揺れることがある。また、薄型軽量マシンの場合、ディスプレーを指で押す力で、本体側が持ち上がってしまうなど不安定になることもある。VAIO Pro 13の場合、利用角度までは軽く開き、その後の手応えを固くすることで、ディスプレーの開閉もタッチ操作も快適に行なえるように工夫されているのだ。

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