2011年、最高のWebアプリは、カラダを使ったクイズゲーム――。リクルートなどが主催するWebアプリケーションの開発コンテスト「Mashup Awards 7」(マッシュアップアワード、略称「MA7」)の審査結果が、12月11日、発表された。
総応募数500作品の中から最優秀賞を射止めたのは、福井県のWeb開発会社「ignote」による「ミブリ・テブリ-QUIZ kinect-」。Xbox向けの周辺機器である「Kinect」を使ってプレイする◯×形式のクイズゲームで、その名のとおりジェスチャーでクイズに答えていく、直感的な操作性が受けた。加えて、最終審査会での「使ってみたいと思われるプレゼンテーション」も高く評価されたという。最優秀賞の受賞者には副賞の賞金100万円が贈られた。
主な受賞作品は以下のとおり。()内は作者名。
- 最優秀賞
- ミブリ・テブリ-QUIZ kinect-(株式会社 ignote)
- 優秀賞
- 東日本大震災アーカイブ(首都大学東京 渡邉英徳研究室+首都大学東京大学院学生有志)
- alarm everyone(株式会社f4samurai)
- engraph for Android (BETA)(engraphチーム)
- smoon(JST ERATO 五十嵐デザイン インタフェースプロジェクト smoon 研究開発チーム)
- Power Apps JAPAN賞
- Toksy(株式会社オンザボード)
- MUP48賞
- My365(My365 Project Team)
リクルートでは、MA7を「マッシュアップしているとは思えないくらい、アイデア、デザイン、テクノロジーが見事に融け合い、1つのサービスとなった作品が多く見られた。Webオリエンテッドなマッシュアップから、Webの枠にとらわれないリアルなマッシュアップへと変遷した節目のMashup Awardsになった」と総括した。