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2010年健康志向食品市場、0.9%減の1兆1373億円

2011年12月02日 10時53分更新

記事提供:通販通信

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 富士経済は12月1日、健康や美容に良いというコンセプトを持った「健康美容食品の国内市場調査」の結果を発表した。

 調査結果によると、健康美容食品のうち健康志向食品の市場は、2010年に前年比0.9%減の1兆1373億円となった。2011年は下げ幅を拡大し、前年比2.3%減の1兆1117億円が見込まれる。

 「滋養・強壮」市場の2010年市場は、記録的な猛暑となった影響で「ドデカミン」など大容量サイズ商品が実績を伸ばし、前年比1.0%増の1148億円となった。2011年も引き続き大容量サイズ商品が需要を獲得する中、節電による暑さ対策として清涼飲料への需要が高まったこともあり、市場は同6.0%増の1217億円が見込まれる。

 2010年の「ダイエット」市場は、同10.3%増の471億円。ドリンク類が伸び悩む一方、食品の食事型カロリー調整食品ではリゾット、麺類、クッキーなどバリエーションが拡充し、本格的なダイエット志向に加えて、軽度なダイエットを求める層の需要も開拓し市場を牽引した。2011年は同2.3%増の482億円と見込んでいる。

 ■「調査結果」(https://www.fuji-keizai.co.jp/market/11113.html

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