世間一般のおもちゃ屋さんや家電量販店では、国民的RPG作品「ドラゴンクエストVI」が圧倒する売れ行きを見せているだろうが、萌える街秋葉原のショップで最も好調な売れ行きを見せていたのは「アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く」だ。
ヒロインの精神世界を探索して“詩”を紡ぐことで力を手に入れる独特のシステムが人気を集めたシリーズの第3作目となっており、これまでのPS2からPS3へとハードも移行している。
秋葉原のショップでの販売状況だが、ほとんどのショップでは入荷分の多くが予約で埋まっていたために初回の入荷分の一般販売分はかなり少なくなっていた。一般販売分が残っていたショップのスタッフに在庫状況を聞いてみたところ「初回の入荷分は、明日に売り切れてしまうかと思います。週末まで持つかどうかあやしいところです」と話していた。
ちなみに初回の入荷分には、予約特典のオールカバー44ページ、ハードカバー上製本のオフィシャルビジュアルブックが一般販売分にも付けられていた。
「ドラクエ」シリーズはやっぱり強い?
秋葉原のショップでは「アルトネリコ3」に一歩及ばなかったものの、それでも他のタイトルとは比較にならないほどの売れ行きを見せていたのは、SFCで発売され、今回DSに移植された「ドラゴンクエストVI 幻の大地」。
DSに移植されるにあたり、自分の夢を他のプレイヤーとすれちがい通信で交換する「夢告白」や、タッチペンを使ったミニゲーム「スライムカーリング」などの新要素が用意されているとのことだ。一般客も多いソフマップなどでは大々的なコーナー展開などをしていた。
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