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ポイントを交換するなら? ポイントオンとポイ探がポイント相互交換の意識調査を実施

2008年05月16日 03時46分更新

文●通販旬報社

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 携帯を中心としたポイントエクスチェンジ事業を行うポイントオン(錦織康之社長)は、「ポイントオンリサーチ」のモニターを対象に、同業種でのポイント、電子マネーの相互交換に関する意識調査を実施した。

 また、ポイント交換案内&ポイント管理サイト「ポイント探検倶楽部(略称:ポイ探)」を運営するポイ探(佐藤 温社長)による、ユーザー動向分析を併せて発表する。

 調査方法は携帯電話によるウェブアンケートで、2008年4月17日~4月20日に実施。サンプル数:3,220人(男性:1,610人、女性:1,610人)を得た。

 これによると、相互交換できると仮定した場合、利用したいサービスの1位は「電子マネー」で約67%、僅差で「ECポータル」と「家電量販店」に関心が高い傾向があった。ポイントの利便性や利用頻度が高いサービスほど、相互交換して利用したいユーザーが多い結果となっている。

 また全体の7割以上が、価値が減少するなら交換しないと回答しており、価値の減少が1割を超えても交換すると回答したのはわずか8%だった。ポイント交換による価値の変化に対して、ユーザーの意識は非常にシビアな結果となった。

 「Yahoo!、楽天、Amazonのポイントが相互に交換できたら、どのような交換をしたいですか? 最も当てはまるものを1つ選んでください。」の問いでは、交換すると回答したユーザーの約5割が楽天への交換を希望した。同社はグループで展開するサービス全体でポイントがたまる体勢をいち早く構築しており、ポイントサービスに対するユーザー認知が他社に比べて非常に進んでいることが推測される。

 「ANA、JALのマイルが相互に交換できたら、どちらに交換したいですか?」の問いでは、ANAからJALよりもJALからANAへの交換希望が多い結果となった。マイルの「ためやすさ」、「使いやすさ」のイメージ作りで、ANAが一歩リードしていることが推測される。

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