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徒歩やバイクにも強い携帯ナビがマイタックから

2009年04月06日 20時39分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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Mio C523V2

Mio C523V2

 (株)マイタックジャパンは6日、携帯サイズのポータブルナビゲーションシステム「Mio C523V2」を発表した。発売は4月15日で、価格は4万4800円。

 Mio C523V2は、2007年9月に発売されたワンセグチューナー内蔵のポータブルナビ「Mio C523」の後継に当たる製品。4.3型ワイド液晶ディスプレー(480×272ドット)を備えながら、重さが約240gと、携帯可能なサイズが特徴である。

 GPSと内蔵地図ソフトによるナビゲーション機能や、内蔵チューナーによるワンセグ放送の視聴/録画といった特徴を継承しつつ、2009年2月に発売された「Mio Moov500」と同じ、分かりやすいタッチメニュー画面を用意。目的地を探しやすい検索メニュー機能と合わせて、ナビとしての使い勝手を向上している。

タッチ式の新メニューを採用

操作性を改善するタッチ式の新メニューを採用

3つの移動モードから選択可能

ナビゲーション方法は3つの移動モードから選択可能

 また、自動車走行のナビゲーションを重視していた前機種と異なり、バイクや徒歩移動のナビゲーションモードも備えた点が大きな進化点でもある。「自動車」「ライダー」「歩行者」の3モードのひとつを選ぶと、その移動方法に適した表示でナビゲーションされる。

自動車モード

自動車モード

ライダーモード

ライダーモード

歩行者モード

歩行者モード

 そのほかに、ワンセグ表示機能が改良され、ナビ画面とワンセグ画面を同時表示する「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能を搭載。テレビ画面にタッチするだけで、表示サイズを3段階(小/中/フル画面)に切り替えられる。

ワンセグ画面を中サイズで表示した状態

ワンセグ画面を中サイズで表示した状態

 OSにはWindows CE.NET 5.0を採用。2GBの内蔵フラッシュメモリーに地図データをプレインストールする。SD/MMCカードスロットを備え、ビデオプレーヤー(MPEG-4、WMVなどに対応)や写真ビューワーとしても使用できる。USB端子も備え、パソコンとのデータ交換も可能。

 バッテリーは内蔵のリチウムイオン充電池を使用し、最大約5時間の動作が可能。サイズは幅131×奥行き21×高さ83mm。本体とACアダプターのほか、カーチャージャー、車載スタンドなどが付属する。


【参考】MioC525にぴったりの防水パック「RAM AQUA BOX(W)」が登場

 ポータブルナビやPDA等の取り付け用ホルダーとして信頼のある、「RAMマウントシステム」のボックス型ケース。防水、防塵、衝撃性にすぐれている点が特徴だ。

アクアボックス(W)も標準で付属

 これに、ワイド版のラインナップが新しく登場した。ポータブルナビで最近主流の4インチ前後のサイズに対応した防水ケースだ。

 カバー部分にはフレックスレンズを採用。適度な柔軟さを持ち、ナビを収納したままでも本体のタッチパネル操作が可能。ボックス部分は強化プラスチック製で強度もあり、付属のスポンジプレート(3枚付属)で手持ちの機器に合わせた調整ができる。また、カバー上からのタッチ操作も可能だ。カバーとボックスは横長の頑丈なクリップでしっかりとロックされる。

通常はボールジョイントでの取り付けだが、クイックアダプターを付ければワンタッチで取り付け、取り外しが可能

クイックリリースアダプタージョイント部

背面レバーを起こせば、簡単に取り外せる

カバーを開けC525を挿入。(内側に付属のスポンジを敷いて厚さを調整)

カバーを閉じる

下部にあるクリップを締めて、準備完了

 RAM取り付けシステムを使って自転車、オートバイ、ボートなどへフレキシブルかつ簡単に取り付けができ、雨や水しぶき、キズなどから保護。天候を気にせず快適にアウトドアでの使用ができる。クイックリリースアダプターを使えばさらに取り外しも簡単で、急な天候の変化や携帯性が向上、下部には施錠ロック用の穴加工もされており、市販の南京錠などでロックもできる。

フレックスレンズごしでのタッチ操作も正確に動作する

市販のカギを取り付ければ、防犯効果もバッチリ

 背面のジョイント部分には配線用のパンチ加工もされており、バッテリー電源用のコードの引き込める。手元に用意をしておきたい一品。商品の詳細はPDA工房(電話086-430-0430)まで。

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(6月16日)

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