ソニック・ソルーションズは7日、Mac用のCD/DVD/Blu-rayディスク作成ソフト「Toast 10 Titanium」を発表した。本日より直販サイトにてダウンロード版を先行販売し、2月6日からパッケージ版を発売する。価格はダウンロード版が1万3650円、パッケージ版が1万7640円。
「Toast」シリーズは、Mac用ライティングソフトの定番といえるソフト。ディスクのデータ書き込みやコピーといった機能をベースに、ビデオのオーサリングやファイル形式の変換、音声データの加工など、マルチメディア編集ソフトとしての機能を追加してきた。HD映像を取り込んでBlu-ray Discに書き込み、家電のBlu-ray Discプレーヤーで再生する、といった用途にも使える。
バージョン10の新機能としては、AVCHDビデオカメラで撮ったビデオを、DVDやBlu-ray Discに直接バックアップできる「AVCHDアーカイブ」を用意。ただし、事前にオプションの「High-Def/Blu-ray Discプラグイン」(価格は2625円)を直販サイトから購入しておく必要がある。
また、ウェブサービスの動画を取り込めるようになった。Toastの画面から「Webビデオ」の取り込みを指示し、YouTubeなどで動画を再生するとToastへのデータ読み込みが始まる。データのキャプチャーが完了すると、オフラインで視聴したり、ディスクにデータを書き込めるようになる。ファイル形式を変換すれば、iPodで見ることも可能だ。