直感的な操作が可能なDrum Rack機能
Drum Rack機能は、各パッドにサンプルやインストゥルメントなどを定義し、インターフェースや外部のデバイスで音を鳴らせる機能。Liveのデバイスブラウザー画面からドラッグ&ドロップで簡単に定義できるので使いやすい。
各パッドにはあらかじめMIDIノートが定義され、そのまま鍵盤で鳴らすこともできる。
パッドはミキサーチャンネルとしてセッションビューに表示しながら編集できるので、各パッドのバランスやエフェクトも調整しやすい。Live中のサブミキサーのような概念と思えばわかりやすいかもしれない。普通にリズムマシンとして使う場合も、自分でキットを組み替えるのが簡単なうえ、効果音などをパッドに割り当てて、リズムパターンに組み込むなど、さまざまな使い方が考えられる。
直感的なインターフェースなので、いかにもLiveならではの新機能といえる。
【Conclusion】
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前バージョンと比べると明らかにパフォーマンスが向上。各種機能も細かい部分で使い勝手がよくなっているなど、ユーザーの声を反映したアップデートだ。
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できることの自由度が高いのだが、やはりインターフェースが独特で、人によって向き不向きがある。GarageBandからの乗り換えユーザーは最初とまどうかもしれない。
(MacPeople 2008年2月号より転載)